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停電に備えるなら、モバイルバッテリーかポータブル電源か。容量と用途で選ぶ

防災用の電源として、モバイルバッテリーとポータブル電源のどちらを備えるべきかを、容量・出力・価格の3つの実在商品で比較しました。停電時に何を動かしたいかで判断基準が変わります。

著者: J編集部 / 公開日:

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台風や地震のニュースを見て「うちも何か電源を備えておいた方がいいのでは」と思っても、モバイルバッテリーで足りるのか、数万円するポータブル電源まで必要なのか、判断がつかないまま先延ばしにしている人は多いはずです。実際にいくつかの実在商品を確認すると、この2つは価格差だけでなく「何を動かせるか」がそもそも違う道具であり、備え方はスマホだけで足りるか、家電まで動かしたいかで分かれることが見えてきます。

結論: まずスマホだけならモバイルバッテリー、それ以上ならポータブル電源

今回確認した3つの実在商品を基準にすると、スマホの充電が数回できれば十分という人は1,980円のモバイルバッテリー(20,000mAh)で足ります。停電中に扇風機や小型のライト、ノートPCまで動かしたい人は、69,800円のポータブル電源(512Wh)が現実的な入り口になります。さらに冷蔵庫や電気毛布など消費電力の大きい家電まで見込むなら、89,990円クラスの大容量モデル(2,048Wh)が候補になりますが、価格も重量も一段上がるため、本当にそこまで必要かを先に見極めた方がよいでしょう。

選ぶ前に知っておきたい2つの基準

モバイルバッテリーとポータブル電源を並べて「容量が大きい方が安心」と考えるのは早計です。まず確認したいのは、そもそも出力できる電力の種類が違うという点です。モバイルバッテリーはUSB経由でスマホやイヤホンなど小さな機器を充電するための道具で、コンセント(AC)から使う家電は動かせません。一方ポータブル電源はAC出力を持ち、扇風機や小型冷蔵庫、電気毛布のような家庭用コンセント機器を動かせます。「容量(Wh・mAh)」だけを見て比較するのではなく、そもそも自分が動かしたい機器がUSB系かコンセント系かを先に決めておく必要があります。

もう一つの基準は携帯性と充電の手間です。モバイルバッテリーは数百グラムで持ち歩けますが、ポータブル電源は数kgから十数kgあり、停電時に持ち出す想定なら重さも比較材料になります。またポータブル電源は満充電までに数十分〜数時間かかる機種が多く、普段から定期的に充電しておく運用が前提になります。買ったまま放置すると、いざという時に空のままということも起こり得るため、この「日常的な充電管理」も含めて検討したい点です。

実在商品での比較(取得時点の価格・レビュー件数は楽天市場API取得データに基づきます)

商品価格容量・特徴レビュー件数・評価出力の種類
モバイルバッテリー 20,000mAh(タブタブ&景品太郎)1,980円20,000mAh、ケーブル内蔵・薄型・軽量28,236件・平均4.51USB出力のみ
Jackery ポータブル電源 500 New(512Wh)69,800円512Wh・リン酸鉄長寿命バッテリー・定格500W1,370件・平均4.69AC・USB・シガソケット出力
FOSSiBOT F2400(2,048Wh・台車セット)89,990円2,048Wh・高出切2,400W・APP対応161件・平均4.57AC・USB・シガソケット出力

3商品ともレビュー件数が100件を超えており、実際に使われている実績がある商品と言えます。ただしレビュー件数の多さは選ばれている目安にはなりますが、自分の用途に合うかどうかとは別の判断軸です。

各選択肢が向く人・向かない人

モバイルバッテリー(1,980円)は「停電中でも連絡手段(スマホ)だけは絶対に確保したい」人に向きます。価格が手頃でレビューも 28,236件と圧倒的に多く、まず1台備えるハードルは低いです。ただしAC出力が無いため、扇風機やライトなどコンセントを使う機器はそもそも動かせません。

モバイルバッテリー 20000mAh ケーブル内蔵 薄型 軽量

タブタブ&景品太郎

¥1,980(レビュー28,236件・★4.51・取得時点)

モバイルバッテリー 20000mAh ケーブル内蔵 薄型 軽量(タブタブ&景品太郎)

Jackery ポータブル電源 500 New(69,800円)は「停電中も扇風機や照明、ノートPCの充電程度は続けたい」人に向きます。512Wh・定格500Wはコンパクトな家電を数時間動かせる目安の容量で、価格と携帯性のバランスが取りやすい層です。

Jackery ポータブル電源 500 New 512Wh

Jackery Japan 楽天市場店

¥69,800(レビュー1,370件・★4.69・取得時点)

Jackery ポータブル電源 500 New 512Wh リン酸鉄 定格500W

FOSSiBOT F2400(89,990円)は「冷蔵庫や電気毛布など消費電力の大きい家電まで見込みたい」人に向きます。2,048Whと大容量・高出切2,400Wですが、重量も大きくなりやすく、価格も3商品の中で最も高くなります。ここまでの容量が本当に必要かは、後述する「何を動かすか」の想定から逆算して判断したいところです。

FOSSiBOT F2400 ポータブル電源 2048Wh(台車セット)

FOSSiBOT 楽天市場店

¥89,990(レビュー161件・★4.57・取得時点)

FOSSiBOT F2400 ポータブル電源 2048Wh 高出切2400W(台車セット)

逆に、すでに車を持っていて車内での充電手段を確保できる人や、停電時は実家や避難所に移動する前提の人は、重いポータブル電源をあえて備える必要は薄く、モバイルバッテリーと予備の乾電池ライトなどで代替できる場合もあります。

停電時に「何を動かすか」で必要な容量は変わる

ポータブル電源を検討する際に迷いやすいのが「結局どれくらいの容量が要るのか」という点です。スマホの充電だけなら数十Whでも十分ですが、それだけならモバイルバッテリーの方が安く軽く済みます。扇風機や小型のLEDライト、ノートPCの充電を数時間続けたい場合は、今回のJackery 500 New(512Wh)クラスが現実的な目安になります。冷蔵庫のように消費電力が大きく、かつ長時間稼働させたい機器まで含めるなら、2,000Wh前後の大容量モデルが必要になりますが、その分価格・重量ともに上がることは踏まえておく必要があります。「とりあえず一番容量が大きいものを買う」のではなく、停電時に本当に動かしたい機器を先に3つ程度書き出してから容量を選ぶと、無駄な出費を避けやすくなります。

予算・生活場面ごとの判断例

一人暮らしで防災の予算を大きく割きづらいなら、まずモバイルバッテリー(1,980円)で連絡手段を確保するのが無理のない第一歩です。持ち家や実家暮らしで、停電中もある程度生活を維持したいと考えているなら、Jackeryのようなミドルクラスのポータブル電源(69,800円)を検討する段階でしょう。在宅ワークで停電中も仕事用の機材を動かしたい、あるいは家族が多く消費電力の大きい家電まで見込みたい場合は、大容量モデル(89,990円)まで踏み込む選択もあります。

短い判断フロー

まず「停電中に動かしたいのはスマホなど小型機器だけか」を確認します。それだけならモバイルバッテリーで十分です。次に「扇風機や照明、PCなどコンセント機器も動かしたいか」を確認します。該当するならミドルクラスのポータブル電源を検討します。最後に「冷蔵庫など消費電力の大きい家電まで見込みたいか」を自問し、必要なら大容量モデルを検討します。この3ステップなら、価格だけで選んで後悔することを避けやすくなります。

よくある質問

モバイルバッテリーとポータブル電源、どちらから揃えればいいですか?

この記事で紹介した基準でいうと、まずはモバイルバッテリー(1,980円)でスマホの充電手段を確保するのが無理のない一歩です。そこから、扇風機やPCまで動かしたい人はポータブル電源へ、という順番で検討すると無理がありません。

ポータブル電源は買ったらそのままで大丈夫ですか?

本文で触れたとおり、ポータブル電源は満充電までに時間がかかる機種が多く、買ったまま放置すると停電時に空という事態も起こり得ます。定期的に充電状態を確認する運用を前提に備えるとよいでしょう。

容量(Wh)が大きいほど良いのですか?

必ずしもそうとは限りません。容量が大きいほど価格も重量も上がるため、スマホの充電程度で足りるならモバイルバッテリーやミドルクラスのポータブル電源で十分な場合があります。停電時に本当に動かしたい機器を先に決めてから容量を選ぶことをおすすめします。

まとめ

停電に備える電源は、動かしたい機器がUSB系かコンセント系かで、そもそも選ぶべき道具が変わります。今回紹介した3商品は価格帯・容量・出力の種類に差があるため、まずは自分が停電時に何を動かしたいかを整理してから検討してください。実際に購入する際は、価格・在庫・仕様が変動している可能性があるため、必ず商品ページで最新情報を確認してください。

(本記事はPR・広告を含みます。販売ページなどで公開されている商品情報・仕様をもとに、比較・整理しています。実機での検証は行っていません。)

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