ARTICLE / 選ぶための読みもの

冬の部屋干しにデシカント式除湿機は向く?電気代の考え方と、コンプレッサー式との違い。除湿能力で選ぶ

冬の部屋干しにデシカント式除湿機が向くかを、電気代の考え方とコンプレッサー式との違い、1日の除湿能力(L/日)の見方から整理します。12,800円・23,000円・26,180円の3つの実在商品の商品名の表記とあわせて、選ぶ順番と注意点を確認します。

著者: J編集部 / 公開日:

PR / 広告を含みます

冬の部屋干しは、気温が低く洗濯物が乾きにくい季節です。除湿機にはデシカント式とコンプレッサー式があり、「冬はデシカント式がよい」と聞く一方で、電気代が気になる人も多いはずです。この記事では、冬の部屋干しにデシカント式除湿機が向くのかを、電気代の考え方と、コンプレッサー式との違い、1日の除湿能力(L/日)の見方から整理し、3つの実在商品の商品名の表記で比べます。

なお、この記事は商品を実際に使って確かめたものではなく、楽天市場の商品ページで公開されている商品名・価格・レビュー情報をもとに整理したものです。

部屋干しの乾かし方そのものは部屋干しはサーキュレーターだけで足りるか、除湿機と併用するか、除湿機と除湿剤の使い分けは梅雨の部屋干し、除湿機は必要か除湿剤で足りるかで整理しています。この記事は、冬に使う除湿機の「方式」と「電気代」に絞ります。

結論: 冬の部屋干しはデシカント式が向きやすいが、電気代は「消費電力×使う時間」で確認する

冬の部屋干し用の除湿機は、次の順で考えると選びやすくなります。

  • 部屋が冷える季節に使うなら、デシカント式を候補に入れる。 一般に、コンプレッサー式は低い気温では除湿の効率が落ち、デシカント式は低い気温でも除湿しやすいと説明されています。実際の対応温度は機種ごとに違うため、商品ページや取扱説明書の「使用温度範囲」で確認してください。
  • 電気代は「消費電力×使う時間」で試算する。 一般に、デシカント式は乾燥剤を温めて水分を出すためにヒーターを使い、コンプレッサー式より消費電力が大きくなりやすいとされています。今回の3商品の商品名には消費電力が書かれていないため、金額は示さず、計算式だけを案内します。
  • 大きさは「1日の除湿能力(L/日)」と対応畳数で選ぶ。 今回確認した商品名では、2.4L/日・8L/日、木造7畳まで、といった表記がありました(今回確認した商品で12,800円・23,000円・26,180円)。

デシカント式とコンプレッサー式の違いと、冬にデシカント式が選ばれる理由

除湿機は、水分の取り方で大きく2つに分かれます。コンプレッサー式は、空気を冷やして水分を水に変えて取り除く方式です。デシカント式は、乾燥剤(デシカント)に空気中の水分を吸着させ、その乾燥剤をヒーターで温めて水分を出し、水にして集める方式です。

一般に、コンプレッサー式は気温が高い季節に除湿が進みやすく、気温が低いと効率が落ちやすいとされます。デシカント式は気温が低くても除湿しやすい一方、ヒーターを使うぶん消費電力が大きくなりやすく、運転中に部屋の温度が上がりやすいとされています。冬は「部屋が少し温まるのは悪くない」と考える人にはデシカント式が合い、「夏も使いたい・電気代を抑えたい」ならコンプレッサー式も比べる価値があります。どちらが得かは、機種の消費電力と使う時間で変わるため、一概には言えません。

選ぶ前に決める2つのこと: 1日の除湿能力と、電気代

1. 1日の除湿能力(L/日)。 洗濯物から出る水分を、どれだけ空気中から取れるかの目安です。数字が大きいほど、広い部屋や洗濯物の量が多いときに向きます。今回の商品名では、アイリスオーヤマ IJD-P20が2.4L/日、IJDC-K80が8L/日と書かれています。ただし、この値がどの条件(温度・湿度)で測られたかは商品名からは分からないため、商品ページの仕様欄で確認してください。シャープ CV-T60-Wの商品名には、L/日の表記はなく、木造7畳・コンクリート14畳までという対応畳数のみ書かれていました。

2. 電気代。 除湿機の電気代は「消費電力(kW)×使用時間(h)×電力料金の単価」で試算できます。単価には、全国家庭電気製品公正取引協議会が家電の電気代表示に使う目安単価の31円/kWh(税込)を使います。たとえば、仮に消費電力が500Wの製品を1日4時間使うと、0.5×4×31=62円です。これは計算の例であり、商品の消費電力ではありません。実際の消費電力は、商品ページや取扱説明書の仕様で確認してください。今回の3商品の商品名には消費電力が書かれていないため、この記事では電気代の金額を示していません。

3つの実在商品の比較(取得時点の価格・レビュー件数は楽天市場API取得データに基づきます)

価格・レビューは2026-10-02に楽天市場APIで取得した値です。「商品名にある仕様」は商品名の表記にあるものだけで、消費電力・使用温度範囲・タンク容量など商品名にないものは、商品ページで確認してください。

PR表の商品名から、楽天市場の商品ページを開けます。

商品価格商品名にある仕様レビュー件数・評価
アイリスオーヤマ 衣類乾燥除湿機 デシカント式 IJD-P2012,800円デシカント式・小型・2.4L/日・低騒音・下向きルーバー・折りたたみ物干し付き(選べるセット)75件・平均4.08
アイリスオーヤマ 衣類乾燥除湿機 サーキュレーター付 デシカント式 8L/日 IJDC-K8026,180円デシカント式・サーキュレーター付・8L/日・折りたたみ物干しや窓枠物干しの選べるセット159件・平均4.33
シャープ デシカント式除湿機 CV-T60-W23,000円デシカント式・木造7畳・コンクリート14畳まで6件・平均3.83

3商品とも、商品名にはデシカント式と書かれています。レビュー件数は、IJDC-K80が159件、IJD-P20が75件で、シャープ CV-T60-Wは6件と少ないため、評価の数字は参考程度にとどめるのが無難です。件数や評価の高さは、除湿の効き目や電気代を示すものではありません。なお、価格はセットの種類(物干しの選択)などによって変わる場合があります。

各商品が向く人・向かない人

アイリスオーヤマ IJD-P20(12,800円)は、「まず小さめの除湿機で、部屋干しを試したい」人に向きます。商品名には2.4L/日・小型・低騒音・下向きルーバーとあり、一人暮らしの部屋のような小さめの空間を想定した表記です。一方で、洗濯物が多い家庭や広い部屋では、除湿能力が足りなくなる可能性があります。

除湿機 アイリスオーヤマ 衣類乾燥 コンパクト デシカント式 小型 2.4L/日 低騒音 下向きルーバー 室内物干し 折りたたみ IJD-P20

アイリスオーヤマ公式 楽天市場店

¥12,800(レビュー75件・★4.08・取得時点)

楽天で価格を見るアイリスオーヤマ 除湿機 IJD-P20(デシカント式・2.4L/日)

アイリスオーヤマ IJDC-K80(26,180円)は、「洗濯物が多い、または早く乾かしたい」人に向きます。商品名には8L/日・サーキュレーター付とあり、IJD-P20より除湿能力の表記が大きい商品です。除湿能力が大きいほど、消費電力も大きくなる傾向があるため、商品ページで消費電力を確認してから電気代を試算してください。サイズも大きくなるため、置き場所の確認が必要です。

除湿機 衣類乾燥 サーキュレーター付 部屋干し 時短 デシカント式 8L/日 室内物干し 折りたたみ 窓枠物干し IJDC-K80

アイリスオーヤマ公式 楽天市場店

¥26,180(レビュー159件・★4.33・取得時点)

楽天で価格を見るアイリスオーヤマ 除湿機 IJDC-K80(デシカント式・8L/日)

シャープ CV-T60-W(23,000円)は、「畳数で自分の部屋に合うかを確かめて選びたい」人に向きます。商品名には木造7畳・コンクリート14畳までと、対応畳数が書かれています。レビューは6件と少なく、評価の参考にしにくい点には注意してください。

除湿機 シャープ SHARP CV-T60-W ホワイト 白 デシカント式除湿機 木造7畳 コンクリ14畳まで 除湿器

XPRICE楽天市場店

¥23,000(レビュー6件・★3.83・取得時点)

楽天で価格を見るシャープ 除湿機 CV-T60-W(デシカント式・木造7畳まで)

逆に、部屋干しをほとんどせず、窓の結露や押し入れの湿気だけが気になる人は、除湿機より除湿剤を先に試すほうが、電気代をかけずに済むことがあります。

使う前に確認したい注意点

  • 消費電力と使用温度範囲を、商品ページで確認する。 電気代と、冬に使えるかどうかを決める数字です。商品名には書かれていないことが多いため、購入前に仕様欄を見てください。
  • 運転中は部屋の温度が上がることがある。 デシカント式はヒーターを使うため、運転中に本体から温かい空気が出ます。洗濯物と本体の距離、周囲に燃えやすいものを置かないことは、取扱説明書の注意事項に従ってください。
  • タンクの水を捨てる手間と置き場所。 タンク容量・連続排水の可否は、商品ページで確認してください。冬は窓際に置くと冷気で結露しやすくなるため、置き場所も考えます。
  • 湿度は湿度計で確かめる。 乾かしすぎも結露も防ぐには、湿度計の置き場所を決めて数字を見ながら運転するのが確実です。

短い判断フロー

まず「冬の部屋が何度くらいまで冷えるか」を考え、冷え込む部屋ならデシカント式を候補にします。次に、洗濯物の量と部屋の広さから、必要な除湿能力(L/日)と対応畳数を決めます。最後に、候補の消費電力を商品ページで調べ、「消費電力(kW)×使う時間(h)×31円/kWh」で1日の電気代を試算してから選びます。電気代を優先するなら、同じ条件でコンプレッサー式の消費電力も調べて比べます。

よくある質問

冬の部屋干しは、デシカント式とコンプレッサー式のどちらがよいですか?

一般に、気温が低い冬はデシカント式のほうが除湿しやすいとされ、気温が高い季節はコンプレッサー式が省エネになりやすいとされます。ただし、機種ごとに性能や消費電力が違うため、使う部屋の温度と、商品ページの仕様で確認するのが確実です。

デシカント式の電気代はどれくらいですか?

消費電力と使う時間で決まります。商品ページや取扱説明書の消費電力(W)を、「消費電力(kW)×使用時間(h)×31円/kWh」に当てはめて試算できます。今回の商品名には消費電力が書かれていないため、金額は示していません。

除湿能力(L/日)が大きいほどよいのですか?

部屋の広さと洗濯物の量に合っていれば十分で、大きいほどよいとは限りません。除湿能力が大きい機種は、サイズや消費電力も大きくなる傾向があります。

まとめ

冬の部屋干しは、気温が低くても除湿しやすいデシカント式が候補になります。ただし、電気代は消費電力と使う時間で決まるため、商品ページの消費電力を確かめて試算してから選ぶと安心です。除湿能力(L/日)と対応畳数は、部屋の広さと洗濯物の量に合わせて選びます。実際に購入する際は、価格・在庫・仕様が変わっている可能性があるため、必ず商品ページで最新情報を確認してください。

関連記事: 冬の部屋の寒さ・乾燥・結露は、冬の部屋の寒さ・乾燥・結露対策まとめで困りごとごとに整理しています。

(本記事はPR・広告を含みます。販売ページなどで公開されている商品情報・仕様をもとに、比較・整理しています。実機での検証は行っていません。)

参考情報(確認日: 2026-10-02)

Supported by Rakuten Developers