ARTICLE / 選ぶための読みもの

ノートPCのメモリは何GBあれば足りる?在宅ワークの使用量を測って決める順番と、例の3商品

在宅ワークでノートPCを選ぶ人向けに、メモリが何GBあれば足りるかを、今の使用量を測る手順と、同時に開くものの数え方で決める順番に整理します。商品は商品名の表記だけを根拠にした例で、動作の快適さや増設できるかは確認していません。

著者: J編集部 / 公開日:

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結論:メモリは「何GB」を先に決めず、自分の作業で使っている量の最大値を測り、余裕を見込んで、8・16・32GBのどの段階かを選ぶ

在宅ワークで使うノートPCのメモリが何GBあれば足りるのか迷ったときの選び方です。メモリは、いま開いているものを広げておく作業机のようなものです。足りるかどうかは、数字の大小ではなく、いつもの仕事で実際にどれだけ使っているかで決めます。先に決めるのは次の3つです。

  1. 使っている量を測る:今のPCがあるなら、いつもの仕事をしている最中のメモリ使用量を、タスクマネージャーなどで測って最大値を控える。
  2. 測れないなら数える:まだPCを持っていない、または測れないときは、同時に開くもの(ブラウザのタブ、ウェブ会議、資料、画像や動画を扱うソフトなど)を書き出す。
  3. 余裕を見込んで段階を選ぶ:最大値に余裕を見込み(この記事では計算の練習として、仮に1.5倍を置きます)、候補の商品名にある容量の段階(8GB・16GB・32GBなど)のうち、それを上回る段階を選ぶ。

3つ目の「余裕を見込む」は、公的な基準ではなく編集部の考え方です。計算の練習として、架空の数字で次のように置いてみます。

測った最大値(架空の例)1.5倍で見積もった量上回る段階の例
3GB4.5GB8GB
6GB9GB16GB
11GB16.5GB32GB

この表の数字はすべて計算の練習用の架空の数字で、実際の測定値ではありません。1.5倍は編集部が計算しやすいように置いた仮の係数で、これで足りるかどうかは作業やソフトによって違い、確認していません。また、容量の段階は8GB・16GB・32GBだけではなく、商品によって他の容量もあります。

この結論は、今の使い方が決まっている人向けです。初めてPCを買う人や、遅さの原因がメモリとは限らない人は、向く人・向かない人の節も見てください。

ノートPCのメモリは、何GBかを先に決めない。いつもの仕事で使っている量の最大値をタスクマネージャーなどで測り、測れないときは同時に開くものを数えて、余裕を見込んで8・16・32GBのどの段階かを選ぶ。
この記事のまとめ図(内容は本文と同じです)

比較の根拠と、確認できていないこと

商品は、楽天市場の商品検索(2026-11-05確認)で「ノートパソコン メモリ8GB」「ノートパソコン メモリ16GB 在宅ワーク」「ノートパソコン メモリ32GB」を調べて出た商品名の表記だけを根拠にしています。取り上げたのは、商品名にメモリ容量が8GB・16GB・32GBと書かれた新品の3点で、容量の段階の書き方を見比べる例です。

メーカー・販売店の詳細ページは読んでいません。確認できていないのは、実際の動作の快適さ、メモリの規格、後から増やせるか、重さ、電池、画面の見え方、価格、在庫です。論点探しや読者の声の調査は行っておらず、この記事の整理は編集部のものです。タスクマネージャーなどの操作は一般的な手順で、OSの版によって表記が違い、公式の手順は今回確認していません。この記事の手順を実機で試してもいません。

メモリとSSDの違い:8GB・16GB・32GBは「同時に広げられる量」の段階

ノートPCの商品名には「メモリ16GB」と「SSD256GB」のように、似た単位の数字が並びます。この2つは役割が別です。

見る点メモリSSD(ストレージ)
役割の例え作業机の広さ(いま開いているものを広げる場所)本棚や引き出し(保存しておく場所)
電源を切ったとき中身は残らない一時的な置き場(一般的な説明)保存したファイルは残る
商品名の書き方の例「メモリ16GB」「SSD256GB」「SSD 512GB」
足りないと感じたときの方向同時に開くものを減らす、容量の大きい構成を選ぶ不要なファイルを整理する、外付けなどに移す

メモリの8GB・16GB・32GBは、同時に広げられる量の段階だと考えると整理しやすくなります。一般的な説明では、容量の数字が大きいほど、広げられる量には余裕が出ます(出典は確認していません)。ただし、容量が大きければ速くなるとは限りません。処理の速さにはCPUなど他の要素も関わると考えられ、この記事では比べていません(出典は確認していません)。

今の使用量を測る手順:タスクマネージャー(Windows)とアクティビティモニタ(Mac)

今のPCがあるなら、買う前に、いつもの仕事でのメモリ使用量を測れます。次の手順と画面の表記は、公式の説明を確認していない一般的なものです。実際の画面と違うときは、OS公式のヘルプで確認してください。

Windowsの場合

  1. いつもの仕事を始める(ブラウザ、メール、ウェブ会議、資料など、普段同時に開くものを開く)。
  2. キーボードの Ctrl+Shift+Esc でタスクマネージャーを開く。
  3. 「パフォーマンス」から「メモリ」を選び、「使用中」の量と、全体の容量を見る。
  4. いちばん多くのものを同時に開いている場面(たとえば、ウェブ会議をしながら資料とブラウザも開いている時)の「使用中」の量を控える。

Macの場合

  1. いつもの仕事を始める。
  2. 「アクティビティモニタ」を開き、「メモリ」のタブを選ぶ。
  3. 下部にある「使用したメモリ」やメモリプレッシャーのグラフを見て、いちばん多くのものを開いている場面の値を控える。

1回だけでは偏るので、数日分を次のような表にメモして、いちばん大きい値を最大値とします。

日付開いていたもの使用中の量全体の容量
(記入)(例:ウェブ会議・資料・ブラウザ)(記入)GB(記入)GB

この手順は一般的なもので、公式の手順や画面の表記は今回確認しておらず、実機でも試していません。表示される量には、OSが使っている分も含まれるとされますが、出典は確認していません。

まだ測れない人は、同時に開くものを数えて書き出す

初めてPCを買う人や、いまのPCで普段の仕事をしていない人は、使用量を測れません。そのときは、仕事で同時に開くものを書き出します。

数えるもの数え方
ブラウザのタブ仕事中に同時に開いている最大の数を数える
ウェブ会議会議をしながら、資料・チャット・メモなど他に何を開くかを書く
事務ソフト同時に開くファイルの数を数える
画像・動画・デザインのソフト使うソフトの名前と、扱う素材の大きさや枚数を書く
仮想環境・開発ツール使うなら、そのソフトの名前を書き、公式の動作環境を調べる

書き出したら、今のPCや友人のPCなど、近い使い方ができる環境で試せるならメモリ使用量を測ります。試せないときは、使うソフトの公式ページにある動作環境のメモリの項目を見て、いちばん大きいものを基準にします。この記事では、特定のソフトの必要量は確認していません。

「ウェブ会議のために16GBが必要か」と迷うことがあるかもしれません。ウェブ会議だけで必要な容量が決まるかは、この記事では確認できていません。会議中に同時に開くものの数と、測った最大値で決めます。ウェブ会議ソフトの動作環境は公式ページに書かれていることがありますが、今回は確認していません。

動画編集・画像編集・開発などで32GBが必要かは、この記事では確認できていません。使うソフトの公式ページにある動作環境のメモリの項目と、上の手順で測った最大値の大きいほうを基準にし、余裕を見込んで段階を選びます。

メモリが足りないと感じるときのサインと、確認の順番

今のPCで、次のようなことが続くなら、メモリの使用量を見てみる価値があります。次の3つは一般的な目安で、出典は確認していません。

  • ウィンドウやアプリの切り替えで待たされることが多い
  • ブラウザのタブやソフトをいくつか閉じると、動きが軽くなる
  • タスクマネージャーの「使用中」が、全体の容量に近い状態が続く

確認の順番は、次のとおりです。

  1. 重く感じた時に、メモリの「使用中」と全体の容量を見る。
  2. 開いているものを閉じて、使用中の量と動きが変わるかを見る。
  3. SSDの空き容量や、裏で動いているソフトも見る。

遅さの原因は、メモリだけとは限りません。SSDの空き容量、裏で動くソフト、機種の性能なども関わることがあります。この記事は原因の切り分けまでは扱わず、メモリを見直す入口に絞っています。

商品名の「メモリ」表記の読み方:搭載の容量か、最大か、選べる構成か

楽天市場の検索結果(2026-11-05確認)の商品名には、メモリの書き方がいくつかありました。次の表の書き方は、3商品の商品名や、それ以外の商品の商品名(中古PCの商品名を含む)で見たものです。読み方の注意を、編集部が整理しました。

商品名での書き方の例読み方の注意
「メモリ8GB」搭載の容量を示す書き方と考えられます。どの構成が対象かは販売ページで確認します。
「メモリ 8GB 最大32GB」最大の容量も書かれていますが、後から増やせるか、どの部品が必要かは商品名からは分かりません。
「メモリ8GB16GB」のように並ぶ書き方選べる構成が並んでいる可能性があります。購入する構成がどちらかは、選択画面で確認します。
「SSD 1TB可能」「最大メモリ32GB」選べる上限や追加できる構成の表記で、その商品の標準の構成とは限りません。

商品名に大きな数字があっても、自分が買う構成がその数字とは限りません。注文の前に、販売ページで、購入する構成のメモリ容量を確かめます。

後から増やせるかを買う前に確かめる:商品名では分からない

メモリを後から増やせるかどうかは、機種によって違い、商品名からは分かりません。確認の順番は次のとおりです。

  1. 販売ページやメーカーの仕様で、メモリの欄にある増設の可否、スロット、基板に直接付いているかを示す表記を探す。
  2. 載っていないときは、販売店やメーカーに問い合わせる。
  3. 増設できる場合も、取扱説明書や保証の記載で、自分で交換してよいかを確かめる(保証への影響は機種・販売店で違い、今回は確認していません)。

後から増やせない構成だと、足りなくなったときは買い替えになることがあります。そのため、増やせるかが分からないうちは、最大値に余裕を見込んだ段階を選ぶ意味が大きくなります。

迷い方別:先に確かめること

迷っている内容ごとに、先に確かめることを整理します。

迷っていること先に確かめること見る節
ウェブ会議をしながら資料やブラウザも開く会議中の使用中の量を測る(または同時に開くものを数える)節4・節5
ブラウザのタブが多いタブを開いた状態で使用中の量を見る節4
動画編集・画像編集・開発など重い作業で32GBが必要か使うソフトの公式の動作環境のメモリと、測った最大値を比べる(この記事は特定のソフトの必要量を確認していません)節5
長く使いたくて余裕を持たせたい今後使うものが増えるなら、その分を最大値に足して見積もる(将来の必要量は確認できません)節1
後から増やせるか不安仕様の増設の表記を確認し、載っていなければ問い合わせる節8
初めてで測れない同時に開くものを書き出す節5

向く人・向かない人:使用量を測って決める方法が合うのはどんなときか

向く人

  • 今のPCがあり、買い替えやもう1台の追加でメモリ容量を決めたい人
  • 在宅ワークで、普段の作業の内容がだいたい決まっている人

向かない人と、代わりに見るもの

  • 初めてPCを買い、どんな作業をするかも決まっていない人:節5の書き出しから始める。
  • 遅さの原因がメモリとは限らない人:節6の確認の順番で、SSDの空き容量や裏で動くソフトも見る。
  • 専門ソフトの動作環境に従う必要がある人:そのソフトの公式の動作環境を優先する。

購入前に測るものリストと、候補を絞る順番

購入前に測る・調べるもの

  • いつもの仕事中の、メモリの「使用中」の最大値(数日分)
  • 測れないときは、同時に開くものの書き出し
  • 候補の商品の、購入する構成のメモリ容量
  • 後から増やせるかの表記
  • 使うソフトの公式の動作環境(あれば)

候補を絞る順番

  1. 使用量を測るか、同時に開くものを書き出して、最大値の見当をつける。
  2. 最大値に余裕を見込んで、容量の段階を決める。
  3. 候補の商品名で、購入する構成のメモリ容量を確かめる。
  4. 販売ページで増設の可否を確かめる。
  5. メモリ以外(重さ、電池、画面、価格)を見る。

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3商品の商品名にある表記と、読み取れないこと

3商品は容量の段階の例なので優劣は付けず、商品名の表記から読み取れること・読み取れないことを並べます。向く場面は、各商品の説明に書きました。

確認項目KRダイレクト(14インチ)スマイリーショップ(15.6インチ)FMV Store公式(16.0型)
商品名にあるメモリの表記メモリ8GBメモリ16GBメモリ32GB
商品名にあるSSDの表記M.2 SATA SSD256GBSSD256GBSSD 512GB
商品名にある画面の表記14インチワイド液晶 フルHD15.6インチ フルHD16.0型
この記事での使い道メモリ8GBの段階の書き方を見る例メモリ16GBの段階の書き方を見る例メモリ32GBの段階の書き方を見る例
商品名から読み取れないこと実際の動作の快適さ、メモリの規格、増設の可否、重さ、電池実際の動作の快適さ、メモリの規格、増設の可否、重さ、電池実際の動作の快適さ、メモリの規格、増設の可否、重さ、電池

14インチワイド液晶 ノートパソコン NC14J(メモリ8GB・SSD256GBの表記)

商品名に「メモリ8GB」「M.2 SATA SSD256GB」「14インチワイド液晶」の表記があり、メモリ8GBの段階の書き方を見る入口になります。実際の動作の快適さ、メモリの規格、後から増やせるか、重さや電池は商品名からは分からず、販売ページで確認します。

ノートパソコン Core Ultra 5 115U 15.6インチ(メモリ16GB・SSD256GBの表記)

商品名に「メモリ16GB」「SSD256GB」「15.6インチ フルHD」の表記があり、メモリ16GBの段階の書き方を見る入口になります。実際の動作の快適さ、メモリの規格、後から増やせるか、重さや電池は商品名からは分からず、販売ページで確認します。

FMV Note A WA3-K3 16.0型(メモリ32GB・SSD 512GBの表記)

商品名に「メモリ32GB」「SSD 512GB」「16.0型」の表記があり、メモリ32GBの段階の書き方を見る入口になります。実際の動作の快適さ、メモリの規格、後から増やせるか、重さや電池は商品名からは分からず、販売ページで確認します。

編集部の見解:メモリは、数字の大小ではなく、自分の作業の最大値で決める

ノートPCのメモリは、「何GBが良いか」を先に探すより、いつもの仕事で実際にどれだけ使っているかを測り、余裕を見込んで段階を選ぶ方が、自分に合った選び方になると編集部は考えます。測れないときは、同時に開くものを書き出して、近い環境で試すか、使うソフトの公式の動作環境を見ます。これは編集部の考え方で、動作の快適さや必要な量を保証するものではありません。

関連記事: AI業務向けノートPCの比較基準(AI業務向けに、メモリ16GB・軽さ・画面サイズで比べる記事)、ノートPCの画面サイズは13・14・15インチのどれ?(机の奥行きと持ち出す回数で決める記事)。

候補の販売ページへ進む前に

候補を見るときは、例にした商品の販売ページで、購入する構成のメモリ容量、後から増やせるかの表記、重さと電池を確かめます。価格は各販売ページで確認してください。容量の違いで価格が変わることがあるため、同じ商品でも構成ごとに確認してください(一般的な説明で、出典は確認していません)。

(本記事はPR・広告を含みます。販売ページなどで公開されている商品情報・仕様をもとに、比較・整理しています。実機での検証は行っていません。)

参照した情報(確認日:2026-11-05)

  • 楽天市場の商品検索結果(商品名の表記のみ。商品URLは各カードの「楽天で見る」)。メーカー・販売店の詳細ページは読んでいません。
  • 余裕を足す計算の数字は、編集部が置いた架空の数字と仮の係数です。
  • タスクマネージャー・アクティビティモニタの手順は一般的なもので、公式の手順は確認していません。

実際の動作の快適さ、メモリの規格、増設の可否、重さ、電池、画面の見え方、特定のソフトの必要量は確認できていません。