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スマホとノートPCをモバイルバッテリーで同時に充電すると出力はどう分かれる?合計出力とポート構成で選ぶ3商品

スマホとノートPCを1台のモバイルバッテリーで同時に充電するとき、出力がどう分かれるかを整理します。商品名の「100W」「PD60W」などは1つのポートの最大の目安で、2台つなぐと合計の範囲で分け合う商品があるため、必要なW数の足し算と、ポート構成(USB-C×2+USB-A・USB-C+USB-A・直結ケーブル付き)の選び方を、種類の違う3つの実在商品の商品名の表記とあわせて確認します。

著者: J編集部 / 公開日:

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スマホとノートPCを、1台のモバイルバッテリーで同時に充電したい。そのとき気になるのは、「100W」「PD60W」と書いてあるのに、2台つなぐと何Wずつになるのかということです。この記事では、商品名のW数の意味と、ノートPCに必要なW数との足し算、そしてポート構成の違いを整理し、種類の違う3つの実在商品の商品名の表記で確かめます。

なお、この記事は商品を実際に使って確かめたものではなく、楽天市場の商品ページで公開されている商品名・価格・レビュー情報をもとに整理したものです。同時に使ったときに各ポートが何Wずつ出るかは商品名にないため、数値は書かず、商品ページで確認する項目として案内します。本文の数値例は、考え方を示すための仮の数値です。

電源が1つのときの出力の分かれ方はGaN充電器で2台同時に充電すると何Wずつ?で、ノートPC向けのモバイルバッテリー全般はノートPCを外出先で使い切らない!PD対応モバイルバッテリーの選び方ガイドで整理しています。この記事は、スマホとノートPCを同時に充電する場面に絞っています。

結論: 商品名の「W数」は1つのポートの最大の目安。同時に使うときは、足し算で足りるかを先に確かめる

先に結論を整理すると、次のようになります。

  • 商品名の「W数」は、多くの場合、1つのポートが出せる最大の目安です。 2台以上を同時につなぐと、モバイルバッテリー全体の出力の範囲で分け合い、1台あたりの出力が下がる商品があります。同時に使ったときの出力は、商品ページの表や説明で確かめます。
  • 足し算で足りるかを見ます。 ノートPCの必要W数と、スマホの充電に使うW数の合計が、モバイルバッテリーの最大出力の範囲に収まるかが目安です。収まらないときは、どちらかが必要なW数を受け取れず、充電が遅くなることがあります。
  • ノートPCの必要W数を先に決めます。 スマホは少ないW数でも充電できますが、ノートPCは必要なW数に届かないと、使いながらでは電池が増えないことがあります。
  • ポートは、ノートPCをつなぐUSB-Cが空いているかで選びます。 USB-Cが2つあるのか、USB-Cが1つとUSB-Aなのか、直結のケーブル付きなのかで、持ち歩く物と使い方が変わります。
スマホとノートPCをモバイルバッテリーで同時充電するときの出力の考え方のまとめ図。結論:商品名のW数は1つのポートの最大の目安で、同時に使うと合計の範囲で分ける商品がある。確かめる順番は1.ノートPCの必要W数(充電器に書かれたW数)、2.モバイルバッテリーの合計の最大出力(スマホの分も足す)、3.同時使用時の出力(商品名にはなく、商品ページで確かめる)。仮の数値の例として、ノートPC65Wとスマホ20Wで合計85Wとなり、最大60Wの商品では足りない。
この記事のまとめ図(内容は本文と同じです)

スマホとノートPCを同時に充電すると、出力はどう分かれるのか

モバイルバッテリーは、中にためた電気を、つないだ機器へ分けて出します。出せる量には、全体で決まった上限があります。商品名の「100W」「PD60W」「最大67W」などは、その上限、または1つのポートで出せる最大の値を示していることが多く、2台を同時に充電しても、それぞれがその最大を受け取れるとは限りません。

考え方は、次の足し算です。数値は考え方を示すための仮の数値です。

つなぐ機器(仮の数値)必要なW数の例最大出力が100Wの商品最大出力が60Wの商品
ノートPC(充電器が65Wのもの)65W合計85W。最大出力の範囲に収まる見込み合計85Wが60Wを超える。どちらかの出力が下がる、または充電が遅くなる見込み
スマホ(急速充電)20W
合計85W

この表は、最大出力だけを比べた考え方の例です。実際には、同時に使うと商品側が各ポートの出力を自動で下げる仕組みの場合があり、「ポートごとの最大」と「同時に使ったときの出力」は別の数字です。後者は商品名にはなく、商品ページの説明や仕様の表に書かれていることがあるため、買う前に確かめます。

ノートPCに必要なW数は、付属の充電器(ACアダプタ)に書かれた出力が目安になります。W数が足りないときに何が起きるかはノートPCの充電器のワット数が足りないとどうなる?で整理しています。

3つのポート構成の違い: USB-C×2+USB-A・USB-C+USB-A・直結ケーブル付き

同時に充電する機器の数と、ノートPCをつなぐポートで、ポート構成を選びます。今回の3商品は、構成が3種類に分かれます。

ポート構成向く使い方先に確かめること
USB-C×2+USB-A×1(3ポート)ノートPCとスマホをUSB-Cで、もう1台(イヤホンケースなど)をUSB-Aで充電する3つ同時に使ったときの出力。USB-C 2つにノートPCとスマホをつないだときに、それぞれ何Wになるか
USB-C(入出力)+USB-A(出力)ノートPCをUSB-C、スマホをUSB-A(またはUSB-C)で充電する。バッテリー本体の充電もUSB-Cで行うUSB-Aの出力の大きさ。ノートPCをつないだときにUSB-Aがどうなるか
直結USB-Cケーブル付き+USBポートケーブルを持ち歩かずに、ノートPCに直結のケーブルでつなぐ。ほかのポートでスマホなどを充電する直結ケーブルの長さと断線への備え、直結ケーブルを使うときの出力。つなぐ機器が増えたときの出力

ケーブルは、W数に対応していないものを使うと、本体の出力が高くても届きません。USB-Cケーブルの見分け方はUSB-Cケーブルの違いと見分け方で整理しています。

選ぶ順番: ノートPCの必要W数、合計の最大出力、同時使用時の表、ポートの順

次の4点を順番に見ると、選びやすくなります。

  • ノートPCの必要W数: 充電器(ACアダプタ)に書かれたW数を確かめます。45W・65W・100Wなどです。この数字以上を出せないと、使いながらの充電では足りないことがあります。
  • モバイルバッテリーの最大出力: 商品名の「PD60W」「PD67W」「100W」と、先ほどの必要W数を足し算で比べます。スマホなどを同時につなぐなら、スマホの分も足します。
  • 同時使用時の出力: 商品ページの説明や仕様の表で、複数のポートを同時に使ったときの出力を確かめます。商品名にはほとんど書かれていません。
  • ポート構成と形: ノートPCをつなぐUSB-Cが空くか、直結ケーブルがあるか、持ち歩く重さや大きさが収まるかを見ます。

容量(mAh)は、使える時間を決める数字です。同時に充電すると、減りが早くなります。飛行機に持ち込むときの容量の考え方はモバイルバッテリーの機内持ち込み、100Wh・160Whは何mAh?で整理しています。

3つの実在商品の比較

「商品名にある仕様」は、商品名の表記にあるものだけです。同時に使ったときの各ポートの出力、重さ、大きさ、ケーブルの長さなど、商品名にないものは、商品ページで確認してください。

PR表の商品名から、楽天市場の商品ページを開けます。

商品ポート構成商品名にある仕様
UGREEN 100W モバイルバッテリー 20000mAhUSB-C×2+USB-A×1の3ポート100W・20000mAh・PD・PPS 2.0対応・3ポート(USB-C×2+USB-A×1)・パススルー機能・低電流モード・入力65W・マルチ保護機能・PSE技術基準適合
オウルテック モバイルバッテリー 20000mAh PD60WUSB-C(入出力)+USB-A(出力)20000mAh・PD-PPS・PD60W対応・USB Type-C入出力+USB Type-A出力・2年保証・WEB限定モデル
多摩電子工業 モバイルバッテリー 20000mAh PD67W 直結USB-Cケーブル直結USB-Cケーブル+USBポート×220000mAh・PD67W・直結USB-Cケーブル・2xUSBポート+USB-C直結ケーブルで3台同時充電・ノートPC充電対応・最大67W・電池残量の数値表示・過電流/過電圧保護機能

3商品は、ポート構成が違うため、単純な優劣では比べられません。UGREENは、商品名の最大が3商品のなかで一番大きい100Wで、USB-Cが2つあります。オウルテックは、USB-Cの入出力とUSB-Aの2ポートで、PD60Wと表記されています。多摩電子工業は、直結のUSB-Cケーブルが付いた形で、「3台同時充電」と書かれています。商品名の「入力65W」は、バッテリー本体を充電するときの速さに関する表記で、機器へ出す出力とは別です。商品名からは、同時に使ったときの出力や、実際の使いやすさ・耐久性は分かりません。レビューは件数が少ない、または件数がない商品もあり、評価は参考程度にとどめるのが無難です。なお、価格は色・時期・クーポンの有無によって変わる場合があります。

各商品が向く人・向かない人

UGREEN 100W モバイルバッテリー 20000mAhは、「ノートPCとスマホをUSB-Cで同時に充電し、さらにもう1台もつなぎたい」人に向きます。商品名には、100W・20000mAh・PD・PPS 2.0対応・3ポート(USB-C×2+USB-A×1)・パススルー機能・低電流モード・入力65W・マルチ保護機能・PSE技術基準適合と書かれています。3つ同時に使ったときの各ポートの出力は商品名にないため、商品ページで確かめてください。

UGREEN 100W モバイルバッテリー PD・PPS 2.0対応 20000mAh 大容量 3ポートUSB-C×2 USB-A×1 パススルー機能 低電流モード搭載 入力65W急速充電対応 マルチ保護機能搭載 PSE技術基準適合 MacBook Windows PC iPad Android iphone17

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オウルテック モバイルバッテリー 20000mAh PD60Wは、「USB-CでノートPCを充電しつつ、USB-Aでスマホなどを充電する」人に向きます。商品名には、20000mAh・PD-PPS・PD60W対応・USB Type-C入出力・USB Type-A出力・2年保証・WEB限定モデルと書かれています。ノートPCの充電器が65Wのように60Wを超える場合は、足し算で足りるかを先に確かめてください。

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多摩電子工業 モバイルバッテリー 20000mAh PD67W 直結USB-Cケーブルは、「ケーブルを別に持ち歩きたくない」「ノートPCにそのままつなぎたい」人に向きます。商品名には、20000mAh・PD67W・直結USB-Cケーブル・2xUSBポート+USB-C直結ケーブルで3台同時充電・ノートPC充電対応・最大67W・電池残量の数値表示・過電流/過電圧保護機能と書かれています。直結ケーブルの長さや、3台同時に使うときの出力は商品名にないため、商品ページで確かめてください。なお、この商品はレビューが付いていないため、評価の参考にはなりません。

多摩電子工業 モバイルバッテリー 20000mAh PD67W 直結USB-Cケーブル 2xUSBポート+USB-C直結ケーブルで3台同時充電 ノートPC充電対応 最大67W USB PD(Power Delivery)出力 ハンドストラップになるUSB-C直結ケーブル 電池残量を数値表示 過電流・過電圧保護機能 ALP147UCK

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逆に、スマホだけを充電する人や、ノートPCは付属の充電器で足りている人は、ここまでの出力は必要ないことがあります。持ち歩く重さと大きさを優先して、容量や出力の小さいものを選ぶ方法もあります。

使う前に確認したい注意点

  • 「最大」と「同時使用時」を取り違えない。 商品名の最大のW数は、1台だけをつないだときの目安であることが多いです。2台以上をつなぐときは、商品ページの同時使用時の出力を確認します。
  • ノートPCの必要W数に届くか。 最大出力が必要W数より小さいと、使いながらの充電では電池が減っていくことがあります。
  • ケーブルもW数に対応しているか。 本体が高出力でも、ケーブルが対応していないと、その分は届きません。
  • 同時に充電すると、減りが早い。 スマホとノートPCの両方に電気を出すため、容量(mAh)に対する使える時間は短くなります。
  • 機内に持ち込むときは、容量の上限を確認する。 20000mAhクラスは、航空会社の規定の範囲かを、搭乗前に確かめます。
  • 熱くなる場所に置かない。 充電中の本体が熱くなったり、においがしたりしたら、使うのをやめます。膨らんだときの対処はモバイルバッテリーが膨らんだらどうする?で整理しています。

短い判断フロー

まず、ノートPCの充電器(ACアダプタ)のW数を確かめます。次に、スマホの分を足した合計が、モバイルバッテリーの最大出力の範囲に収まるかを見ます。収まるなら、ポート構成(USB-C×2か、USB-C+USB-Aか、直結ケーブル付きか)を選びます。収まらないなら、最大出力が大きい商品か、ノートPCを先に充電して、そのあとでスマホをつなぐ使い方を考えます。いずれも、同時使用時の出力は商品ページで確かめてから決めます。

よくある質問

スマホとノートPCを同時に充電すると、必ず遅くなりますか?

必ず遅くなるわけではありません。合計の必要W数が最大出力の範囲に収まっていれば、同時でもそれぞれが必要な出力を受け取れる場合があります。収まらないときや、商品が同時使用時に各ポートの出力を下げる仕組みの場合は、どちらかが遅くなることがあります。商品ページで確かめてください。

「PD60W」のバッテリーで、65Wのノートパソコンは充電できますか?

商品名の最大出力が必要W数より小さいため、ノートPCによっては、充電が遅くなったり、使いながらでは電池が増えなかったりすることがあります。使えるかどうかは、ノートPC側の対応にもよるため、メーカーの案内や商品ページで確かめてください。

ノートPCとスマホは、どちらを先につなぐとよいですか?

商品によって、最初につないだ機器へ出力を割り当てる仕組みや、後からつないだ機器の分だけ全体が下がる仕組みがあります。仕様が商品ページに書かれている場合があるため、確かめたうえで、ノートPCを優先したいときは、ノートPCを先につなぐ方法を試してください。

まとめ

スマホとノートPCを同時に充電すると出力がどう分かれるかは、商品名の最大のW数だけでは分かりません。ノートPCの必要W数とスマホの分を足し算し、モバイルバッテリーの最大出力の範囲に収まるかを見る。そのうえで、同時使用時の出力を商品ページで確かめ、ポート構成を選ぶ、という順に見ていくと、選びやすくなります。実際に購入する際は、価格・在庫・仕様が変わっている可能性があるため、必ず商品ページで最新情報を確認してください。

関連記事: ノートPCの外出先の電源は、ノートPCの外出先の電源まとめで道具ごとに整理しています。

(本記事はPR・広告を含みます。販売ページなどで公開されている商品情報・仕様をもとに、比較・整理しています。実機での検証は行っていません。)

参考情報(確認日: 2026-10-07)

  • 商品名・価格・レビュー件数・評価: 楽天市場API(2026-10-07取得)

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