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ノートPCスタンドの高さの目安は何cm?目線・画面の上端・外付けキーボードから決める

ノートPCスタンドで何cm上げればよいかは、人と机で変わります。厚生労働省のガイドラインの「画面の上端が眼の高さとほぼ同じか、やや下」を基準に、上げる高さの測り方と外付けキーボードの必要性を整理し、高さ10〜14cm・5.5〜29cm・20〜38cmの3つの実在商品を比べます。

著者: J編集部 / 公開日:

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ノートPCスタンドを買おうとして「結局、何cm上げればいいのか」で手が止まる人は多いはずです。商品ページには「高さ調整」「目線が上がる」と書かれていても、何cmが自分に合うのかまでは書かれていません。この記事では、厚生労働省のガイドラインに書かれた画面の位置の考え方を基準に、自分に必要な高さを机の上で測る方法と、高さの調整範囲が大きく違う3つの商品の比べ方を整理します。

なお、この記事は商品を実際に使って確かめたものではなく、厚生労働省の公開資料と、楽天市場の商品ページで公開されている情報・仕様を比べたものです。

結論: 「何cm」は一律ではない。画面の上端を目の高さか、やや下に合わせる

厚生労働省の「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」では、ディスプレイは画面の上端が眼の高さとほぼ同じか、やや下になる高さにすることとされています。あわせて、画面までの距離(視距離)はおおむね40cm以上を確保することも書かれています。

つまり「何cm上げるか」は、座ったときの目の高さと、机に直接置いたときの画面の上端の高さの差で決まります。身長・椅子の高さ・机の高さ・ノートPCの画面サイズで変わるため、全員に当てはまる1つの数字はありません。先に自分の差を測り、その差を調整範囲に含むスタンドを選ぶのが、買い直しを防ぐ近道です。

上げる高さの測り方(机の上で2か所を測るだけ)

メジャーを1本用意して、いつもの椅子に、いつもの姿勢で座って測ります。

  1. 机の天板から目までの高さ: 背すじを伸ばして座り、天板から目の高さまでを測ります(Aとします)。
  2. 机に直置きしたときの画面の上端の高さ: ノートPCをいつもの角度に開き、天板から画面の上端までを測ります(Bとします)。
  3. A − B が「画面の上端を目の高さに合わせるのに必要な高さ」です。ガイドラインは「ほぼ同じか、やや下」としているので、この差を上限の目安にし、そこから少し低い範囲で合わせます。

計算の例を示します(数値は説明のための仮のもので、実際の値は人と机によって違います)。Aが40cm、Bが22cmなら、差は18cmです。スタンドの高さがそのまま画面の上がる量になるわけではない(スタンドの構造や、のせたときのノートPCの傾きで変わる)ため、「18cm前後まで上げられるか」を、調整範囲の上限で確かめます。

あわせて、画面までの距離がおおむね40cm以上取れるかも確認します。奥行の浅い机で画面が近くなりすぎる場合は、スタンドよりもモニターアームなどで距離を取る方が合うこともあります(デスク環境を圧迫しないモニターアームの選び方)。

高く上げるなら、外付けキーボードとマウスが前提になる

ノートPCは画面とキーボードが一体なので、画面を目の高さまで上げると、キーボードも同じだけ高くなり、手元で打ちにくくなります。同じガイドラインでも、ノート型機器は通常ディスプレイとキーボードを分離できないため、小型のノート型機器で長時間作業する場合は外付けキーボードを使うことが望ましいとされています。

そのため、数cmだけ上げてノートPCのキーボードで打つのか、画面を目の高さまで上げて外付けのキーボードとマウスを使うのかを、スタンドを選ぶ前に決めておきます。後者なら、キーボード・マウスの予算も一緒に考えておくと安心です(在宅ワークの手首・肩の負担を考えるワイヤレスキーボード・マウスの選び方)。

高さの範囲が違う3つの実在商品の比較(取得時点の価格・レビュー件数は楽天市場API取得データに基づきます)

高さの調整範囲が「低め(10〜14cm)」「広い(5.5〜29cm)」「高め(20〜38cm)」と分かれる3商品を選びました。高さ・耐荷重などの仕様は、各商品ページの表記(2026-10-01確認)です。

商品価格高さ(商品ページの表記)そのほかの表記レビュー件数・評価
モニター台 机上ラック EEX-DES15(イーサプライ)1,980円100・120・140mmの3段階W370×D235mm、最大耐荷重20kg、本体1.1kg。商品名に「ノートパソコン台」の表記112件・平均4.6
MOTTERU ノートパソコンスタンド MOT-PCSTD01S(MOTTERU)5,980円5.5cm〜29cm(無段階)11〜17.3インチ対応、耐荷重20kg、本体1,220g、折りたたみ時の厚さ3.5cm、2年保証、角度調整の表記63件・平均4.89
Supamir パソコンスタンド(kai-shop)5,914円20〜38cm(16段階)13〜16.5インチ対応、耐荷重8.0kg、アルミ製、「座る立つ両用」の表記0件(取得時点でレビューなし)

調整範囲が最も広いのはMOTTERUの5.5cm〜29cmで、低く使うことも高く上げることもできます。イーサプライのモニター台は価格が最も低く(1,980円)、レビュー件数も3商品で最も多い(112件)一方、高さは10・12・14cmの3段階に限られます。Supamirは最も高い位置(38cm)まで上げられますが、取得時点ではレビューがまだありません。レビュー件数や評価は人気の目安であり、自分の机と体格に合うかは、前の章で測った高さの差で判断してください。

各商品が向く人・向かない人

イーサプライのモニター台 EEX-DES15(1,980円)は「上げたい量が10〜14cmに収まる」「まずは安く試したい」人に向きます。天板の幅は370mm、奥行は235mmで、最大耐荷重は20kgと表記されています。高さは3段階の固定式で、商品名・仕様の表記からは天板の角度を変える機能は確認できませんでした。ノートPCを平らに置く形になるため、画面を手前に傾けたい人は商品ページの写真と寸法で確かめてください。15cm以上上げたい場合は高さが足りません。

モニター台 机上ラック ノートパソコン台 幅37cm 高さ3段階調整 EEX-DES15

イーサプライ 楽天市場店

¥1,980(レビュー112件・★4.6・取得時点)

モニター台 机上ラック ノートパソコン台 幅37cm 高さ3段階調整 EEX-DES15(イーサプライ 楽天市場店)

MOTTERUのMOT-PCSTD01S(5,980円)は「自分に必要な高さがまだはっきりしない」「低めと高めを使い分けたい」人に向きます。高さは5.5cm〜29cmの無段階で、11〜17.3インチのノートPCに対応し、耐荷重は20kgと表記されています。折りたたむと厚さ3.5cmになり、2年保証の表記もあります。一方で本体は1,220gあり、毎日持ち歩く用途では重さが気になるかもしれません。

MOTTERU ノートパソコンスタンド 17.3インチまで 無段階 高さ調整 角度調整 折りたたみ MOT-PCSTD01S

MOTTERU ダイレクト 楽天市場店

¥5,980(レビュー63件・★4.89・取得時点)

MOTTERU ノートパソコンスタンド 無段階 高さ調整 MOT-PCSTD01S(MOTTERU ダイレクト 楽天市場店)

Supamirのパソコンスタンド(5,914円)は「測った差が20cmを超える」「立ったまま作業する時間も作りたい」人が候補にできます。高さは20〜38cmの16段階で、13〜16.5インチ対応、耐荷重8.0kgと表記されています。最も低くしても20cmあるため、上げたい量が20cm未満の人には向きません。取得時点ではレビューが0件で、使った人の評価を参考にできない点も踏まえ、返品・交換の条件を商品ページで確認してから検討してください。なお、楽天市場では同じ名前の商品が複数のショップで販売されており、価格はショップによって違いました。

Supamir パソコンスタンド 座る立つ両用 16段階 20-38cm 昇降式 13-16.5インチ対応

kai-shop 楽天市場店

¥5,914(レビュー0件・取得時点)

Supamir パソコンスタンド 16段階 20-38cm 昇降式(kai-shop 楽天市場店)

立って作業する時間を本格的に作りたい場合は、ノートPCだけを高くするのではなく、机ごと高さを変える方法もあります(電動昇降デスクの選び方。価格帯の違いは「天板サイズ・昇降範囲・メモリー機能」で見る)。

買う前に確認したい3つのポイント

1つ目は、測った差が調整範囲に入っているかです。下限が高すぎても上限が低すぎても合いません。今回の3商品なら、差が10〜14cmならイーサプライ、5.5〜29cmの範囲ならMOTTERU、20cmを超えるならSupamirが、表記上は範囲に入ります。

2つ目は、ノートPCの大きさと重さが対応範囲・耐荷重に収まるかです。対応インチ数(MOTTERUは11〜17.3インチ、Supamirは13〜16.5インチ)と耐荷重(20kg・20kg・8.0kg)を、自分のノートPCの仕様と見比べてください。

3つ目は、熱の逃げ道と置き場所です。ノートPCの底面をふさぐと熱がこもりやすくなります。放熱や冷却を重視する場合は、ノートPCスタンドの選び方ガイド:目線の高さと放熱性能に着目した基準もあわせて確認してください。

よくある質問

ノートPCスタンドは何cm上げるのが正解ですか?

全員に共通する数字はありません。厚生労働省のガイドラインの「画面の上端が眼の高さとほぼ同じか、やや下」を基準に、天板から目までの高さと、直置きした画面の上端の高さの差を測って決めるのが確実です。

少しだけ上げて、ノートPCのキーボードで打つのはだめですか?

短時間なら一つの選び方です。ただ、画面を上げるほどキーボードも高くなり、手首や肩の位置が変わります。ガイドラインでは、小型のノート型機器で長時間作業する場合は外付けキーボードの使用が望ましいとされています。作業時間が長いなら、外付けキーボードとの組み合わせを検討してください。

スタンドで上げたら、画面までの距離はどれくらい取ればよいですか?

同じガイドラインでは、おおむね40cm以上の視距離を確保することとされています。高さを合わせたあと、画面との距離も測っておくと安心です。

まとめ

ノートPCスタンドの高さは「何cmが正解」ではなく、画面の上端を目の高さか、やや下に合わせるために必要な差で決まります。天板から目まで(A)と、直置きした画面の上端まで(B)を測り、A − B を調整範囲に含むスタンドを選びます。画面を大きく上げるなら、外付けキーボードとマウスもセットで考えます。今回の3商品は、高さの範囲がそれぞれ10〜14cm、5.5〜29cm、20〜38cmと分かれているため、測った差に合わせて選んでください。実際に購入する際は、価格・在庫・仕様が変わっている可能性があるため、必ず商品ページで最新情報を確認してください。

関連記事: 在宅ワークのデスク環境の道具全体は、在宅ワークのデスク環境まとめで困りごと別に整理しています。

(本記事はPR・広告を含みます。販売ページなどで公開されている商品情報・仕様をもとに、比較・整理しています。実機での検証は行っていません。)

参考情報(確認日: 2026-10-01)

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